コラムColumn

文章がうまいライターは食えない?

 

ライター志望の方が最近増えました。
ブログだけで稼ぐ人がチラホラ出てきたおかげか

 

2017年4月にソニー生命保険株式会社が行った
「将来なりたい職業」についてのアンケートで
中学生の女子の5位に
『文章を書く仕事(10%)作家・ライターなど』がランクインしています。

 

ライターである筆者としては
喜ばしい限りです。
(ちなみに同じ調査の1位は歌手や声優、2位は絵を描く仕事です。)

 

コラムを書き続けたところ
ホームページを見てお問い合わせいただけた方の
件数が少し増えていますし

 

少しずつですが着実に
ライターの存在意義が確立されてきています。

 

 

 

・・・ただ

 

これからライターを目指す方
あるいはすでに仕事しているが調子振るわない方に
1つだけ!注意していただきたいことがあります。

 

ライターとして仕事がしたい!と思っているあなたに向けて
正直な話をしようと思います。

 

 

 

ライターというのは意外なことに
文章が上手けりゃ良いわけではありません。
文章を扱う仕事であるにもかかわらず、です。

 

純粋な文章力だけで戦おうとするなら
小説家や俳人にでもなった方が
やりたいことになるだろうと思います。

 

ライターという仕事は
「うまい文章を書くこと」ではなく
「価値のある文章を書くこと」です。

 

 

 

相手に響く名コピーは
必ずしも文学的に優れているとは限りません。

 

糸井重里さんのキャッチコピー
『おいしい生活。』
も文章としては変です。

 

生活は本来食べられるものではありませんからね。

 

 

 

このように、文章に価値をつけて
もっと人が集まるように
もっと売上が伸びるようにするとき
正しい文法である必要はない!ということです。

 

むしろ、人を惹きつけたいと思うなら
文法という常識を崩して
見る人の度肝を抜く覚悟を持ってください。

 

”お上手な文章”を書くのではなく
”伝わる文章”を書けるようになりましょう。

 

 

 

そして

 

文章のチカラで人の役に立ちたい!とか
文章で人を笑顔にさせたい!とか
文章だけで食えるようになりたい!など

 

文章を他の何かのために使いたいなら
文章以外のスキルも必要になってきます。

 

 

 

何か文章を書こうとするとき
頭の中に書きたいものがないと
書き出すことはできません。

 

(何を書こうかな?)

 

と考えているうちは
筆は止まっている状態です。

 

記憶をたどるか
ネットや図書館で情報を引っ張り出すなどして
書きたくなる情報を仕入れることが大切です。

 

八百屋の仕入れる商品は食料品ですが
私たちライターの仕入れるものは情報です。
野菜の並んでいない八百屋が成り立たないのと同じで
自分の店に情報がないなら仕入れてください。

 

この意味でも、ライターに必要なことは
情報を的確に仕入れて
それをうまく自分で扱えるように変換する技術です。

 

(これってこういうことだよね?)
(この記事はこういうことを言いたいんだな。)
(この情報をもっとわかりやすくできないかな?)

 

などのように考えられる人が
ライターとしてうまく活躍できるようになります。

 

 

 

私たちは、作家ではなく記者です。

 

難しい情報をわかりやすく提供できるようにしたり
端的で抽象的な言葉を別の言葉で言い換えたり
情報の加工業みたいなことを私たちはやっていきます。

 

・・・こう考えていただくと
文章がうまいだけでは成り立たないことが
わかっていただけたと思います。

 

ライターとして食べていくのであれば
文章以外のスキルを重要視してください。
ライターとしてのレベルを上げていくために
情報収集力や感受性を磨くことなどが重要になってきます。

 

あなたの人間としての深みが増すことで
それが文章にも深みを与えて
パワーのある伝わる文章へと
変貌を遂げていくというわけです。

 

 

 

簡単!とは言いません。
難しいと思います。

 

でも、難しいからこそ
できる人は価値があります。
限られた人にしかできない仕事です。

 

そもそも誰でもできるような仕事なんて
面白くないですよね。

 

できるようになればなるほど
面白くなっていくのが
この仕事の醍醐味です。

 

なので多少大変でも
仕事を面白さ楽しさを見つけて

 

まずはあなた自身が
ライターの存在意義を
噛み締めてください。

 

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

お問い合わせフォーム